17世紀、30年戦争による打撃と復興の気運
17世紀に入ると、30年戦争(1618-1648年)によって一時国土荒廃しましたが、すぐに復興の気運が盛り上がり、17世紀後半には、約100年に及ぶ、ボヘミアのガラス製造業者たちの悲願が達成されようとしていました。
<三十年戦争>
三十年戦争は、ボヘミア(ベーメン)におけるプロテスタントの反乱をきっかけに勃発し、神聖ローマ帝国を舞台として、1618年から1648年に戦われた国際戦争。「最後の宗教戦争」、「最初の国際戦争」などと形容されますが、スウェーデンが参戦した1630年以降は、ハプスブルク家、ブルボン家、ヴァーサ家による大国間のパワーゲームと捉える向きもあります。
「三十年戦争」という表現をしたのは、17世紀のプーフェンドルフとされてます。
三十年戦争は名前の通り30年間絶え間なく続いたのではなく、数ヶ月から2年程度の小康状態を挟んで断続的に続いたのです。当時はほとんどの軍が長期間統制しにくい傭兵によって賄われており、国王直属の常設軍隊は稀であったからであります。また、長期の戦争を継続することは国家財政を圧迫するため、息切れするかのように戦争が中断されることになりました。しかし、戦争が長引くとインターバルの期間は次第に短くなり、三十年戦争の最終段階では13年間にもわたる戦闘が繰り広げられました。
この戦争は4つの段階に分類することができ、後になるほど凄惨さを増していのです。この四段階にわたる戦争はそれぞれハプスブルク帝国に対抗する勢力ないしは国家の名前をとって下記のように呼ばれています。
第1段階:ボヘミア・ファルツ戦争(1618年 - 1623年)
第2段階:デンマーク・ニーダーザクセン戦争(1625年 - 1629年)
第3段階:スウェーデン戦争(1630年 - 1635年)
第4段階:フランス・スウェーデン戦争(1635年 - 1648年)