
アウガルテンの白磁は、繊細かつ優雅なフォルム、しっとりと手に馴染む艶やかな生地、細部まで精巧を極めた細工などにより世界中で高い評価を得ています。伝統に培われた優れた職人の繊細な技と芸術的なデザインに、近代的な技術支援体制が加わり、アウガルテンの品質が保たれています。
アウガルテン宮殿内の磁器工房を見学に訪れた人々は、一点一点の作品の細部まで注がれた職人達の深い愛情と、技の数々に強烈な感動を覚えるでしょう。大量生産の工場で作られる磁器とは異なり、各生産工程、即ち、練り土を混ぜることから窯焼き、絵付け、そして仕上げに至るまで全て熟練した職人の手作業でなされているからです。
磁器の原料となる粘土は、カオリン(チェコ産)、長石(スカンジナビア産)及び石英(ドイツ産)ですが、職人の長年培われた経験と勘によって調合され練り合わされます。
数ヶ月かけて熟成させて、はじめて使える粘土になる
プラスター作り |
石膏ろくろ成形 |
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流し型成形→型から取出 |
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接着 |
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(2)成形
●流し型作り
磁器人形制作は、初めにプラスターという石膏で出来ている流し型を作ります。繊細な造形のため、流し型は多くのパーツがあります。
●ろくろ成形
皿を製造する場合は、回転ろくろが使われます。凸状のプラスターの上に平たくのばした粘土をかぶせ、ろくろを回転しながら形を整えていきます。数時間乾燥した後、不要なエッジは削り取られ、形が整えられます。
●流し型による成形
人形やカップの流し型に、水状粘土を流し込む。型は水状粘土の水分を吸収し、型の内壁に適度な厚みの粘土層ができたら余分な水状粘土を流し、型を開け、慎重に取り出します。
●接着
続いて接着の行程に進む。それぞれのパーツが集められ接着されます。細かに分けられた人形のパーツやカップのハンドル、ポットの柄は、この段階で接着されます
商標の刻印 |
商標の変遷 |
(3)焼成と商標の刻印
●1回目の焼成(素焼き)
930度で素焼き。器はかたくなり、釉薬をかけるのに必要な吸水性のある表面になります。
●商標の刻印
素焼きのあとの器は、厳密な点検をパスした物にのみ、アウガルテンのマークであるハプスブルク家の盾型紋章が、製品の裏側にコバルトブルーで刻印されます。盾型紋章を商標として使用することが出来るのは1744年にマリアテレジアにより皇室直属の磁器窯に命じられた名誉の証であり、以来この盾型紋章は、ウィーン磁器工房の商標として変遷を重ねながら使われ続けています。
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(4)釉薬と焼成
●釉掛け
手で全ての製品に釉掛けされます。素焼きされた器は、釉薬の中に入れると一瞬で水分を吸収し、薄い膜を表面に作ります。釉薬が十分に行き届かないハンドルの付け根部分などは筆で注意深く塗られ、また余分な釉薬は糸底から抜き取られます。
●二度目の焼成(本焼き)
釉薬がかけられた後、本焼きと呼ばれる1400度の高温での窯焼きへと進みます。この類を見ない高温の窯焼きを経ることで、製品の表面は非常に密度が高く、ガラス上に滑らかになると同時に、驚くほどの堅さになります。また、この2回目の焼成で製品は焼き締まり、約14%縮むため、成形はこれを考慮して作っています。

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(5)絵付けと焼成
アウガルテンの工房で伝統的に用いられている技法(オーバーグレイズ方式)は、既に 2 回の窯焼きが終わった白生地の上に極細の筆とペンを使い、色絵の具で絵付けをします。この技法は、繊細な陰影とあざやかな芸術的模様の絵付けを可能にします。この伝統技法がウィーン磁器工房アウガルテンの特徴のーつです。
●釉掛け
手で全ての製品に釉掛けされます。素焼きされた器は、釉薬の中に入れると一瞬で水分を吸収し、薄い膜を表面に作ります。釉薬が十分に行き届かないハンドルの付け根部分などは筆で注意深く塗られ、また余分な釉薬は糸底から抜き取られます。
●二度目の焼成(本焼き)
釉薬がかけられた後、本焼きと呼ばれる1400度の高温での窯焼きへと進みます。この類を見ない高温の窯焼きを経ることで、製品の表面は非常に密度が高く、ガラス上に滑らかになると同時に、驚くほどの堅さになります。また、この2回目の焼成で製品は焼き締まり、約14%縮むため、成形はこれを考慮して作っています。
●三度目の焼成
絵付けされた製品には、 3 回目以降の窯焼きが行われます。摂氏 820度で焼かれると、色絵の具の中に含まれるガラス質成分が紬薬と溶けあい、磁器の表面にしっかりと付着すます。紬薬と溶け合う特殊な色絵の具が使用されているのである。あざやかな色彩を出すために、何回もの窯焼きが繰り返され、多彩色模様の場合に 6 回もの窯焼きが必要になります。アウガルテンでは、伝統的に色絵の具を紬薬の上に描く上絵付けをとっています。






